●「あなたの大切な本、仕立て直します。」空想製本屋 at 往来堂書店（終了しました）
大切な一冊との思い出を綴じ込むように、本をあたらしいかたちに仕立て直してみませんか？
本を一度ばらして糸で綴じ直し、さまざまな素材を用いた表紙で装いも新たに。すべて手作業で仕立てます。
往来堂書店店頭では、本の見本と素材サンプルが見られます。
店頭、またはウェブにてオーダーシートにご記入いただき、ご注文になります。
ここでは、仕立て直す本の仕様についてご紹介いたします。より詳しくは、こちらをご覧ください。
受注期間は2011年4月末までです。
以下の基本セットで税込み21000円（革装をご選択いただいた場合は＋3150円）です。
・本文糸綴じ
・丸背ハードカバー
・くるみ製本
・布装／革装
・マーブル紙
・背タイトル金／銀箔押し
・見返し
・表紙デザイン2種
オプションとして以下のものがお選びいただけます。
・マーブル紙を貼らない（−1050円）
・タイトルを押さない（−1575円）
・しおりをつける（＋105円）
・もとのカバーを残す／残さない
仕立て直す本の版型は、文庫本〜四六判まで、
本は往来堂書店でお買い上げいただいても、お持ちいただいても結構です。
ページ数は〜300頁までは追加料金なしにしておりますが、〜400頁までは＋630円、〜500頁までは＋1260円。
500頁以上のご注文は別途ご相談くださいませ。
素材は、表紙素材として革5種、布12種、マーブル紙7種、見返し12種のうちから、お好きな組み合わせをお選びいただけます。
見本として仕立て直したものは、以下の三冊です。
・「ファンタジーの文法」四六版上製本→
デザインB、オレンジ山羊革、マーブル紙：赤、見返し：里紙枯葉、タイトル金箔押し、しおり
・現代詩文庫「尾形亀之助詩集」新書版、並製、無線綴じ→
デザインA、群青色の綿布、マーブル紙：青、見返し：里紙すぎ、タイトル銀箔押し
・旺文社文庫「百鬼園随筆」文庫本、並製、無線綴じ→
デザインA、うぐいす色綿布、マーブル紙：、見返し：里紙きび、タイトル金箔押し
「尾形亀之助詩集」と「百鬼園随筆」は、無線綴じ（糸を使わず背を化学糊で固めた製本方法）でしたが、糸綴じに加工し直しました。
格段に開きがよくなりましたよ。
古い本でしたので、本文紙は、全て活版印刷でした。印刷を布や革の質感が引き立てています。
お手持ちの本に、どのような革や布を合わせようか、新しい服を着せようか、悩みつつ考えるのも、また楽しいかもしれません。
ぜひ、実際店頭で本をお手に取ってみてくださいね。
往来堂書店は最寄り駅が千代田線千駄木駅、営業時間は10:00〜23:00（定休日なし）です。