toggle
2016-02-04

「エーゲ」

img_171740ae90b153a8d34420be8d658b82

 

014:「エーゲ」立花隆+須田慎太郎
(単行本→革装厚表紙、くるみ製本)

Q1:あなたがこの本と出会ったきっかけは?
作者が「自分の最高傑作」と言っていたので。

Q2:この本のどんな所が気に入っていますか?
写真と文章が高いレベルで一体化しているところ。

Q3:一番好きな言葉や場面は?
「ほんものの遺跡と自分自身で出会ったことがない人に、その理由を説明するのは、ほとんど不可能に近い」

Q4:どんな状況でこの本を読みたいですか?
旅先で。

Q5:この本にまつわる印象的な記憶や思い出を教えてください
いつかこの本を持って遺跡めぐりをするのが夢。

空想製本屋から
エーゲ海の遺跡をめぐる壮大な旅程を、写真と文章で記録した本。
持ち主さんがいつかエーゲ海の旅をする時に持っていきたいとおっしゃっていたのが印象的でした。未来の過酷な旅に耐えられるよう、重厚なつくりに。
エーゲ海の海の色のような、深い紺色の革に、遺跡の神殿の朽ちた柱をイメージして別革をモザイク。
タイトルは、持ち主さんのご要望で「エーゲ海」を意味するラテン語を銀箔押しで入れました。

*コメントは、持ち主の方の許可をいただいて掲載しています。