023: 「cradleーゆりかごー」
Q1:あなたがこの本と出会ったきっかけは?
家族の思い出をひっそりと書きとめてみたいと考えてみたとき
Q2:この本のどんな所が気に入っていますか?
何となくそこにあるところ
つつましい暮らしと重なってみえるから
Q3:一番好きな言葉や場面は?
子どもが母親に話をして心の中を見せるところ
Q4:どんな状況でこの本を読みたいですか?
部屋の中で自分を確認したいと思ったときに
Q5:この本にまつわる印象的な記憶や思い出を教えてください
この本を祖母に見せたとき とても喜んでくれたとき
空想製本屋から
家族の風景をあたたかいまなざしでひっそりと綴っている詩と、ささやかに沿えられた銅版画。依頼主さんご自身が出版された本です。
小さな版型をやさしく包むように、家族や光を思わせる玉子色の布で仕立てました。日々出会うかけらを集めていって出来上がる一冊の本です。
リボンリンプ装。
*コメントは、持ち主の方の許可をいただいて掲載しています。