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2016-02-04

槐多の歌へる

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024: 「槐多の歌へる」
文庫本→糸綴じ、半革コーネル装 丸背上製本 

Q1:あなたがこの本と出会ったきっかけは?
ある漫画で作者、村山槐多をテーマとした物語があり、興味を持ったのがきっかけ

Q2:この本のどんな所が気に入っていますか?
稚拙な言葉の集まりではあるが、短命な作者の生がありありと感じられる所

Q3:一番好きな言葉や場面は?
詩編より 一本のガランス

Q4:どんな状況でこの本を読みたいですか?
怠慢になった時に家でお酒と共に

Q5:この本にまつわる印象的な記憶や思い出を教えてください
まっすぐに生きなければ と背中を押された思いにとらわれた事

空想製本屋から
お客様が大切になさっている「一本のガランス」のイメージから、茜色の牛革を探しました。
クラシックなマーブル紙を、コーネル装で仕立てました。
夭折した画家、詩人の作者の短いながらも情熱的な生が閉じ込められた本です。

*コメントは、持ち主の方の許可をいただいて掲載しています。