a tree, a book


a tree, a book
180×130mm、84p
コプティック製本、表紙に虫喰い楢材(製材協力:尾山製材株式会社)
本文紙と綴じ糸を草木染め(コナラ、クヌギ、サクラ)
本文:リソグラフ印刷/21の言語による「本」と「木」を表す言葉を箔押し、枝葉による装飾
2022年-2023年制作、限定10部
「本」と「木」の繋がりをテーマとしたアートブック。
“book”の語源は、古英語の”bōc”。この言葉は、”beech”(ブナ)の語源でもあります。
本と木は、原初の言葉で繋がっていました。
形としても、古代エジプトでは木を表紙に用いた本が作られており、現代でも、本の素材である紙は木からできています。
本は、植物的イメージを孕んでいるのです。
また、木々からなる森も、無数の生命の物語が書かれた本のようだ、とは言えないでしょうか。
枝葉が重なり合って地面に落とす影。長い時間の積み重ねが現れる年輪や、樹皮の模様。
それらは自然が書いた/描いた本と言えるのかもしれません。
21の言語で「本」と「木」を表す言葉を散りばめたこの作品の本の森を、頁をたどり、歩いてみてください。
*展示風景は、2023年5月、Hiroshima Drawing Labにて開催された「Art in Book」のインスタレーションより。





