

・私家版『エオット島の風音』
糸綴じ、布装丸背上製ドイツ装、和紙の継ぎ表紙、銀箔押し装飾
210×148mm 本文オンデマンド印刷、制作1部
お客様ご自身の、ミクロネシアの島での滞在記を一冊の本に仕立てました。
さまざまな青のグラデーションからなる、島の海の色を表紙にとじこめ、
島で常に聴こえてくるという「風音」を箔押しで表現しました。
瑞々しい島での時間。電気もガスもない暮らし、人が素のままでいられる土地。
純真無垢な子どもたちとの出会い。
その一方でかつて日本軍の基地となっていた記憶を留める島。
人生の一地点の記憶をたった一冊の本にとじこめる……深い想いを経てのご依頼、ありがとうございました。
