日に日に光に強さが増して、本格的な春が待ち遠しいこの頃。
3月末に、アトリエにて、スペシャルなマーケットを開催します!

【本× マーケット at 空想製本屋】
日時:2019年3月30日(土)-31(日) 11-18時 雨天決行
場所:空想製本屋アトリエ及び店鋪前スペース
(東京都小金井市東町4-21-2-102)
*JR中央線・東小金井駅徒歩11分、西武多摩川線・新小金井駅徒歩1分
手製本のアトリエにて、本と本にまつわるものを集めたマーケットを開催します。
古本市でも活動される製本教室の生徒さんや、ご近所の小金井市内の古本屋さんなどが出店します。
本からかけ算のように広がるもの・ことをたくさんの方と共有し、本と人、人と人とが出会う場になりますように。
近くの野川公園では桜も開花する頃。お花見がてら、ぜひお立ち寄りください。空想製本屋のオープン・アトリエも同時開催いたします。
出店者:
ソラノトリ(古本)、本と塾(古本)、 尾花屋(古本と雑貨)
book pick orchestra (文庫本葉書と文庫本画廊)、andantino/のんびり印刷(活版印刷雑貨)
ヨリミチブックス(古本)<30日のみ>、amco culture&journey (古道具とコーヒー)<31日のみ>

寒中お見舞い申し上げます。
大寒に向かって、冷え込みも一層厳しいこの頃ですね。
今年も受注製作に製本教室に高校での講師業にと、仕事がはじまっています。
去年は、アトリエ(と自宅)の移転で手一杯でしたが、今年はこの場所を活用して、色々な方と楽しいことをしたいと思っています。
その一歩、1-3月は毎月オープンアトリエを開催します。
【空想製本屋オープンアトリエ】
•1/27(日) 11-19時
•2/24(日) 11-19時
•3/30(土)-3/31(日) 11-18時 *終了時刻が1時間早いのでご注意ください
手製本作品の展示、一部販売、オーダーメイド手製本のご相談など
*3月はゲストをお招きして、古本マーケットも同時開催予定です。詳細は後日!
場所:
空想製本屋アトリエ
(東京都小金井市東町4)
JR中央線・東小金井駅から徒歩11分、西武多摩川線・新小金井駅目の前
手製本の現場を見てみたい方、手製本って何?というはじめましての方もぜひお越しください。
色々お話ししましょう。
寒さ本番の季節ですが、アトリエ内あたためてお待ちしています。

今年も、12月に三鷹のよもぎBOOKSさんにて子どもたちのためのワークショップを行います!
クリスマス・イブに、本と遊ぶあたたかな時間を過ごしましょう。
ひらくと星のかたちになる、小さな本を作ります。
絵を描いたり、紙を切り貼りしたり、自由に装飾をし、数種類の紙を貼り合わせて本のかたちに仕立てます。
クリスマスの飾りとしてつるしたり、メッセージを書いたり写真を貼ってプレゼントしたり、読んでも飾っても楽しめる、不思議な星型の本を作りましょう!
◯日時
12/24(月祝) ①11時〜②13時〜③15時〜 所要約1時間
◯場所
よもぎBOOKS
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀4-15-33 三鷹プラーザ日生三鷹マンション2F
1,500円
◯対象年齢
4歳(年中)から *未就学児は保護者同伴
◯定員
各回4名
◯持ちもの
(本に貼りたいものがあれば)写真やシールなど
*6×6cmの本に貼れる小さめのもの
◯お申し込み
よもぎBOOKS 店頭・TEL050-6870-6701、Email:yomogiworks@gmail.comまで。

先日、無事小金井市内のアトリエに引越しを終えました。
なんとか片付けも終わり、製本教室や受注製作の仕事も新しい場所ではじめています。
製本の仕事を始めてからはずっと自宅とアトリエが一緒だったので、まだアトリエに「通う」のが不思議な心地です。
西武線のガタゴトと走る音や、お散歩中の子どもの声、街の音を聞きながらの作業には、気持ちよく集中できています。
手製本を仕事にすると決めたときから、いつかはヨーロッパの街中の製本屋のような、
街の人が本づくりの相談に訪れる開かれた場所を持ちたいと願ってきました。
今回、色々なタイミングが重なり、こうして街にアトリエを持てたことを、本当に幸運に思います。
ただ、どう「街にひらかれた手製本のアトリエ」を作っていくかはこれから、これから。
そのスタートを、まずはお披露目したく、第1回オープンアトリエを開催します。
はじめましての方も、お気軽に、お越しください。
ささやかなお披露目となるかと思いますが、
近隣の武蔵野公園では当日、はらっぱ祭りも開催されています。
秋の一日、武蔵野散策に加えていただければ幸いです。
【空想製本屋オープンアトリエvol.1】
2018年11/4(日)11-19時
手製本作品の展示、一部販売、手製本のオーダー/セミオーダーのご相談
ミニワークショップなど
【空想製本屋 新アトリエ】
〒184-0011 東京都小金井市東町
JR中央線・東小金井駅徒歩11分
または CoCoバス東町循環、10番「新小金井駅」下車
/西武多摩川線・新小金井駅徒歩1分(武蔵境駅にて中央線から乗り換え、1駅目)
tel/ 042-382-7088

今週末13、14日は「「工房からの風」。
工房からの風のみなさんと作った新刊「庭の本-風」、当日、文庫テントにて30部限定で販売いたします。
手仕事の庭に育つ10の植物について、10の作家が絵と文章で綴ったアンソロジーです。
定価3,500円。エディションナンバーつき。
工房からの風のブログでも、ご紹介くださっています。→
先月、ご自身でこの本を綴じるワークショップも、人の手と庭、そして本とのつながりを思う、豊かな時間でした。
昨日押し花を入れる作業をして仕上げました。
藍、ぶどうの葉、レモンの葉、絵筆菊…、お庭の植物の何が入っているかはお楽しみです。
本を開けばいつでもそこにお庭が広がるかのような一冊。
私にとっても、自身の作品としての「庭の本」の発表から一歩広やかな世界へ踏み出し、
お庭や作家さん方との関わりから、本づくりの輪が大きく広がった経験でした。
本と庭、庭と人とのつながりについて、豊かな思索を育んでくれる一冊です。
限られた部数ではありますが、手にとった方々の心の中に、その方だけの庭が、育っていきますように。
寄稿いただいた作家さん、編集、デザインの宇佐美さん、関わってくださった方々に心からの感謝を。
日曜日、私も会場におります。
晴れますように!


去年出展をした千葉・市川での野外展「工房からの風」。
今年は10月13、14日の本展でお披露目となる本の制作に関わらせていただいています。
工房からの風への予感高まる9月の連休に、この本を一足早くご自身で製本するワークショップを開催します。
お庭の植物にまつわる文章と絵を編んだ本を、自ら製本家となって綴じていただきます。
巻末には、お庭の草花を一緒に収めるポケットもついています。
ワークショップだけのお楽しみ、表紙と草木染め糸もお選びいただきます。
らふとさんのお庭を眺めながら、「庭の本」を綴じる…きっと心地よい時間になると思います。
文章や絵を寄せていただいたのは、工房からの風にゆかりのある10人の工芸作家さん。
植物と手仕事をつなぐ、素晴らしい内容になっています!
9/17(月祝)「庭の本-風 を綴じる」at ギャラリーらふと(千葉・市川)
講師:空想製本屋
第1回:10時半~13時 第2回:14時半~17時
定員:各回5名様 会費:4000円
10月の新刊「庭の本 – 風」。
手仕事の庭に育つ植物をテーマに工芸作家10名の文章と絵を編み、
空想製本屋・本間あずささんが手製本で仕上げるアートブックです。
ワークショップではひとあし先のお披露目とともに、
ご自身が製本家となって一編一編を針と糸で綴じ、一冊に仕立てていただきます。
《庭の本 風》
手仕事の庭の植物をめぐるアンソロジー。
素材として、モチーフとして、育てるひととして、愛でるひととして、
植物とのストーリーを工房からの風ゆかりの工芸作家10名に寄せていただきました。
庭の光や香りが、この本を渡る風にのって届きますように。
本文 24ページ・148mm×174mm・リソグラフ印刷・草花ポケット付
執筆作家:
Anima uni(レモン)/大野七実(バラ)/クロヌマタカトシ(楠)
sun and snow(綿)/戸塚みき(藍)/にしむらあきこ(紫陽花)
初雪・ポッケ(葡萄)/松塚裕子(水仙)/森友見子(絵筆菊)
吉田慎司(ホウキキビ)
草花ポケットのために、押し花をさまざまにご用意しています。
綴じ糸は、庭の植物で染めた糸のなかからお好きな色を。
表紙、綴じ糸、押し花の組み合わせを選べるのはワークショップだけのお楽しみです。
お申込みはギャラリーらふとさんのホームページから。他の作家さんのワークショップも魅力的です。
http://www.kouboukaranokaze.jp/



2018年10月から空想製本屋のアトリエを移転することにしました。
場所は現在のおとなり、JR中央線・東小金井駅徒歩10分、西武多摩川線・新小金井駅徒歩1分の路面店舗です。

新アトリエは、新小金井駅前のノスタルジックな商店街の一角にあります。
かつては小金井市の中心地だったというこの地には、今でも、魚屋さん・八百屋さん・お豆腐屋さん・和菓子屋さん…地元の個人商店が元気に営業しています。
西武多摩川線の踏切のカンカンという音も何だか懐かしく。
そんな場所で、「街にひらかれたアトリエ」を、つくっていこうと思います。
これまでは自宅内アトリエで、お越しいただくにもお気遣いいただくことが多かったのですが、
よりオープンな場所を目指していきたいです。
いずれ、予約なしでお越しいただけるオープンアトリエ日も設けたいと思っています。
また、アトリエの移転に伴い、10月から製本教室の月2回コース、第1・3金曜日クラスを新設します。
午前クラス(10-13時)、午後クラス(14-17時)各3名ずつの募集です。初回は10/5(金)です。
教室の内容はこれまで通りですが、より街に開かれたアトリエとして、育てていけたらと思っています。
昨日、鍵をもらいました。
新しい場所へ移るドキドキ感と、家以外の場所の鍵を手にする責任感。
まだガランとした部屋の中に、少し手を入れて、引越しまでの準備をします。
また移転完了したら、お知らせしたいと思います。
まずは移転します!のご報告まで。


梅雨に入りじめじめとした日々が続きますが、この時期を抜ければ、夏はすぐそこに。
7月末の夏休み、子どもたちと一緒に本のかたちで遊ぶ、ワークショップを開催します。
会場は、昨年末にも子ども向けワークショップを開催した三鷹のよもぎBOOKSさんです。
当日は、絵本「めがねこ」原画展開催中とのことで、めがねのような丸い穴のあいた絵本を作ります!
穴からのぞく紙の重なりを楽しんだり、穴あきの形から空想して自由に絵を書いたり、自分だけの絵本を作りましょう。
絵本は大切に読むもの、それはもちろんですが、
自分でつくる絵本には、好きな紙を加えたり書き込みをしたり穴を開けたり破いたり…何をしても自由!
自分の手から本をつくる楽しみ、紙から物語を空想する楽しみを、ぜひ味わってもらえれば嬉しいです。


子どもの手製本ワークショップ「穴あき絵本を作ろう!」
めがねのような、丸い穴のあいた絵本を作りましょう!
色々な紙を組み合わせ、針と糸で綴じて本の形に仕立てます。
大小の丸い穴をあけたり、絵を描いたり、紙の重なりから自由に空想をふくらませて絵本を作りましょう。
紙を糸で綴じる、「せいほん」の魅力も体験できます。
夏休みの自由研究にもおすすめです。
◯日時
7/29(日) ①11時〜②13時〜③15時〜 所要約1時間
◯会場
よもぎBOOKS
(〒181-0013 東京都三鷹市下連雀4-15-33 三鷹プラーザ日生三鷹マンション2F)
◯参加費
1,500円
◯対象年齢
小学1年生〜(製本用の先が丸い針と糸を使います) ※小学校低学年のお子さまは、保護者同伴をお願いします。
◯定員
各回4名
◯持ちもの
(絵本に綴じこみたい紙が追加であれば)A5サイズまでのお好きな紙
◯お申し込み
お名前、ご参加人数、ご連絡先を添えて、よもぎBOOKSさんまでお申し込みください。
*すべての回で満席となりました。お申込みありがとうございました。
以降キャンセル待ちを承ります。(7/1追記)
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余談ですが、娘も5歳になり、工作大好きに育ち…今回も、彼女に色々とダメ出しされながらアイディアを考えました。
子どもにとって紙はとても身近な素材ですが、スマホなどデジタルなものに親しむ機会が増えている分、手で紙を触って思うがままに遊ぶことが減っているように思います。
そして絵本を読む機会も然り。
絵本を読む、読んでもらう楽しみはもちろんですが、自分の「手」とからだを使って本と向き合う時間を、もっと作っていきたいと思います。
本は自分の手で作れるもの、お気に入りを集めて大切にとっておけるもの、自分の手を加えて変えていけるものでもあるのです。
読む+αの楽しみを、本そのものと出会う喜びを、小さな子どもたちにも。

材料の仕入れに行った道すがら、紙屋さんの店先で見つけた三椏の蕾。
この花が開くと寒い中にも春を感じる。
もうすこし、もうすこし。あと2週間くらいだろうか。
うちの庭のは大きく育っていたけど去年枯れてしまった。
今年はまた、植えてみようか。
まさかのインフルエンザ発症から始まった今年、スロースタートながら日常を取り戻しつつ、、ある。
突っ走り過ぎた昨年後半を反省しつつ、
公私ともに足元を確かめつつ進む日々に、なるように。
遅ればせながら、2018年もどうぞよろしくお願いいたします。